年に1,2回、父の会社のキャンターで埼玉から新潟まで往復するのだが、BGMがラジオしかなくていつも物足りない気分になる。
前からずっとCDと外部入力付きのカーステレオを付けたいと思っていたが、自分は1年に1,2回しか乗らないし、何より父の会社のものなので中々自分から付けたいと言い出せなかった。
しかし、父の方から「いつも新潟に行く時にラジオしか聞けないな。CDも聞けるようになりたいな。」と言って来たので、「よし、カーステレオ付けよう!」と応えた。
機種は、以前ヤフオクで落札したKENWOOD E262が余っていたのでそれを取り付けることにした。スピーカーはヤフオクでALPINE DLC-106Aを5000円ほどで入手。15年ほど前のモデルだが、現行モデルのDLC-109Xと同クラスであり、そこそこの音を奏でてくれる筈だ。
- ドアの内貼り
- ドアノブのねじは外す必要は無い
- 内貼りを外したところ
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内貼りは隙間にヘラ等を入れて手前に引っ張れば外れる。
- スピーカー取り付け部の拡大。対応スピーカーは10cm
- 前面オーディオパネルを外す際の隠しねじ
- 前面オーディオパネルを外したところ
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シフトノブの取っ手は左に回せば外れる。
- スピーカーを取り付けたところ
- 助手席側
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配線自体が無かったので、スピーカーの配線はそこら辺にあったVVFケーブルを使ったのだが、ドアのヒンジに挟まれる部分で思った以上に圧迫されていて、このままではそのうち断線するのは必至。今回はこれでいくが、今後、改良の余地あり。
- オーディオ取り付け部分
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灰色のVVFケーブルはウーファー、赤黒のケーブルはツイーター用。このトラックはドアスピーカーは2つしか付かないがカーステレオは4chあるので、フロントにウーファー、リアにツイーターを接続する。
- 運転席の足回りその1
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この写真では既に外れているが、2つの赤丸で示されているところについているワイヤーを外さないとオーディオユニットは手前に引き出せない。
- 運転席の足回りその2
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新たに取り付けた配線を既存の配線にタイラップで固定する。
- ビフォア
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ラジオのみのシンプルな構成
- アフターその1
- アフターその2
最初は12mmのベニヤ板でバッフルボードを自作してつけようとしたのだが、厚みがありすぎて内貼りが閉まらなかったので諦めてドアの鉄板に直につけた。薄いベニヤ板ではバッフルボードの意味があまり無いし。
今回はキャンターとしては珍しいガソリンエンジン仕様だったので電源電圧が12Vであり、普通のカーステレオをそのまま接続することが出来たが、24V車の場合は24Vを12Vに降圧するDC-DCコンバータが必要なので注意だ。
オーディオハーネスは三菱用の14pinで対応する。と言っても、今回使用するピンはバッテリ電源とACC電源とグランドだけなので、それらの電源を取る適当な他の手段(ヒューズボックス等)があれば、そこそこの価格のするオーディオハーネスを買う必要すらも無い。そこら辺は臨機応変に。
スピーカーは写真の欄で述べたが、10cm。バッフルボードの装着はスペース的に厳しい。