MDプレーヤーの生産が終了したらしい

ついに生産終了! さようならMD。青春の思い出MDブームを振り返る!

小学校高学年でその存在を知り、普通に聞くだけならCDと違いが殆ど分からないレベルの音質で、ディスクメディアなのでリピート、スキップなどが容易と聞き、当時小学生ながら喉から手が出るほど欲しかった。

しかし、当時の財力で買えるシロモノでもなく、欲しい欲しいと思いながら中学生、高校生となって行き、遂に高校2年生の冬休みに父親と秋葉原に行き、その年に貰ったお年玉を全部叩いてMDS-S500を買ったのを10年近く経つ今でも鮮明に覚えている。今は無きサトームセンで表示価格34800円のところ29800円で買った。

このプレーヤーには「音声信号が入力されたら録音を始める」という機能があった。高校生当時は正にギャラクシーエンジェル全盛期で、それを利用して午前2時になったら自動でBGR-Broccoli Gamers Radio-が流れるようにタイマーをセットし、毎週MDに録音していたのも懐かしい思い出だ。

同じくらいの時期に実家にパソコンが入ったので、NetMDを利用してCDの曲をひたすらMDに転送していた。既に、今のメモリ型携帯音楽プレーヤーと同様な感覚でMDに音楽を転送できたのだ。

大学生になり、Hi-MDに対応したMD Walkman MZ-NH3Dを買った。Hi-MDは本当に画期的で、Hi-MDモードでフォーマットすると通常のMDの容量が約2倍になり、Hi-MD専用のディスクでは1GBも容量がありCDをも上回った。当時はGAに度ハマりしていたので、MDでひたすらGAの曲を聞きまくったものだ。

Hi-MDはデータストレージとしても使え、Windowsのパソコンに接続するとリムーバブルディスクとして認識される。正に、ディスクを使うと言う点を除いて今のメモリ型Walkmanと殆ど同じ感覚で使えたのだ。

しかし、先の記事にも書いてある通り、iPodの爆発的普及によって徐々に廃れていき、遂には殆ど見なくなってしまった。

自分は「流行っているものは使いたくない」という天邪鬼と国内メーカー志向から今はメモリ型のWalkman NW-A857を使っている。

MDは殆ど消えてしまったが、DVDの普及でVHSがほぼ消えたように、その内Blu-rayも普及率が高くなるとDVDも消えていくのだろうか。

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