彼女の指示に従い瀬田東ICから、名神高速へと乗り継ぐ。
そこは今までの一般道と比べると明らかに整備された道路。
瀬田東インターチェンジ。京滋バイパスの無料区間から京滋バイパスの有料区間へのゲート。
このままこの道をまっすぐ行くと大津は通らないで宇治、大山田方面へいってしまう。
しかし、これは完璧を目指した聖地巡礼。
例え、小説の記述が誤っていたとしても、可能な限り原作通りの道を通らなくてはならない。
ということで、この次の南郷で京滋バイパス降りてUターンして、京滋バイパスを瀬田東方面に戻って、瀬田東から名神高速の名古屋方面に行って、栗東で名神高速を降りてUターンして、栗東から名神高速を京都・大阪方面へ乗るという荒業で原作通りのルートをトレースした!
名神高速から見た瀬田東インターチェンジ。
瀬田東インターチェンジを通り過ぎてすぐの地点。大津インターチェンジまであと4km。まぁ瀬田東インターチェンジも大津市内にあるし…。
大津サービスエリアと桂川パーキングエリアの表示。ナルキッソス的にはどちらも重要な休憩施設。
大津サービスエリアまであと1km。出口が併設されていることも分かる。
大津サービスエリア入口。
僅かだけ走って、すぐに到着した大津サービスエリア。
俺達は無理しないことが前提なので、ここにも立ち寄る。
私たちは元気だから別に無理じゃないけど、セツミ達が立ち寄ったところだから立ち寄る。
修学旅行生らしき人たちは見当たらなかった。
セツミが再び家に電話をしたサービスエリア。
公衆電話でかけたので逆探知されて、蒔絵さんに居場所がばれる原因になった。
Wikipediaによると、日本で一番最初のサービスエリアらしい。
せっかく寄ったので、大津サービスエリアを少し探検してみる。
このサービスエリアは徒歩で上りと下りの施設を移動することが出来る。この写真は本線を越える路線橋から本線を見たところ。
こういうサービスエリアは初めてだったので新鮮。
路線橋から見た下り線の施設全景。
名神起工の地。
琵琶湖と上り線の施設全景。
ここでデジカメのバッテリーが切れた。このまま上り線の施設に行って、琵琶湖を見ながら昼食。
時刻は15:08。8:00くらいに名古屋のコンビニのパンとかカップめんとかを適当に食べて以来、実に7時間ぶりの食事。
結構腹減ってたので、生き返った。
京都東インターチェンジ。
ここから京都府!
京都南インターチェンジまであと1km。
桂川パーキングエリアまであと2km。逆光がひどいので字が読める程度に修正。
あんなに高かった日が、ゆっくりと翳り始める頃。
俺達は少し進んでは、小休憩というペースを繰り返し、まもなく桂川パーキングエリアを迎えようとしていた。
日付は2日ずれているが、西日の逆光がひどいくらいなので時間帯は合っている。こんなところも原作通り。
桂川。
桂川PAまであと1km。
吹田まであと20分。
桂川パーキングエリア入口。
桂川パーキングエリア。
さっき大津サービスエリアに寄ったばかりで、私たちはぴんぴんしていたので写真だけ撮ってトイレも寄らずにすぐ出発。
どうせならポカリとおにぎり、それとポテトも買えばよかったかもしれない。
桂川パーキングエリアを出ると、すぐに右ルートと左ルートの分岐に差し掛かる。
原作で「結局俺は、次の降り口で高速を下りることにした。」とあるので、私たちも原作に忠実に高速を降りる。
桂川パーキングエリアの次の降り口は大山崎ジャンクション。だから左ルート。
大山崎ジャンクション直前で東海道新幹線と最接近する。
大山崎ジャンクション分岐。
大山崎ランプウェイその1。
大山崎ランプウェイその2。京滋バイパスは左。出口は右。
大山崎ランプウェイその3。原作では「殺風景な高速降り口」と表現されているが、ここは京滋バイパスと名神高速のジャンクションと、国道171号と名神高速のインターチェンジが一体になったジャンクションなので、かなり構造は複雑で要塞のような感じ。少なくとも私は殺風景には見えなかった。
大山崎料金所。肝心の「大山崎」の表示がフロントガラスのシールで隠れてしまった…。
ここから先は名神高速に戻るまでは“予測”なので、確実な情報が欲しい人は読み飛ばしてもいい。
国道171号。地元の人からは「イナイチ」と呼ばれているらしい。地元の初心者ドライバーの関門であり、この道路をスムーズに走れるようになると一人前なんだとか。
上の写真を右折したところ。国道478号。右側に見える高架は京滋バイパス。
京都府道・大阪府道13号京都守口線その1。裏に見える京滋バイパスのカーブがきれい。
京都府道・大阪府道13号京都守口線その2。上の写真の地点で正面を向くとこんな光景。
御幸橋南詰交差点。
医療法人美杉会男山病院。2009年3月31日までは関西医科大学付属だった。
私が地図で確認した限りでは、2005年時点で大山崎インターチェンジから一番近い大学病院。ストレートに行って車で20分弱。
ただ、川を渡ったりするし、何度も曲がるし、意外とふっつ〜の街中にあったので、大山崎インターチェンジから当てもなく走っただけでたどり着けるとは思い難い。
思ったより「大病院」という感じでもないし…。
「大きな通りに面した角に立つ、どこかの大学病院。」に関しては、大きな通りではないが片側1車線の道路の交差点の角にあったので、まぁ矛盾とまではいかないか。
交差点のすぐ向かいに薬局もあり、片側一車線しかない道路で交通量はそれなりにあるので路駐はどう考えても無理な状況で、大山崎方面から向かって左側に薬局、右側に病院なので薬局は病院の手前と言えなくもない。
そもそも、作者もそこまで厳密に検証してないと思う(笑)
用もないのに「病院」付近をちょろちょろしてるのも不謹慎なので、さっさと後にする。
薬局も撮っておけばよかったなぁ。
男山泉交差点。
京都府道22号八幡木津線が折れ曲がる交差点。名前はまだない。
木津川の堤防。
たぶん木津川を渡っているところ。
宇治川を渡るところ。京滋バイパスが見える。
国道478号の94キロポスト。国道171号との交点・国道五条本交差点だと思われる。
名神高速はどこも渋滞していないようだ。よかったよかった…。
大山崎インターチェンジ。空がどんどん暗くなっており、露出がつらい…。
名神高速の上りと下りの分岐。当然下る。
天王山トンネル。
島本町。
高槻バスストップ付近。眺めがいい。
茨木市。「いばらき」という地名は関西にもあったんだ…。
茨木インターチェンジまであと2km。
茨木インターチェンジ。
吹田ジャンクションまであと1km。
吹田ジャンクション。名神高速・中国自動車道・近畿自動車道が交わるジャンクション。
西日本と東日本の大動脈を繋ぐ重要なジャンクション。
名神高速は、このジャンクションの直前で1日12〜13万台の交通量があるが、このジャンクションの先は6〜7万台しか交通量がない。
中国自動車道その1。高い高架は大阪モノレール。右側の森のようなところは万博記念公園。
中国自動車道その2。
中国自動車道その3。
中国自動車道その4。
豊中インターチェンジ。
岡山まであと165km。
宝塚インターチェンジ。
神戸ジャンクションまで10分。
西宮名塩SAまであと4km。瀬田東ICからカウントしたらたぶん初めての給油所。
青葉台トンネル。
西宮山口ジャンクションまであと500m。
西宮北インターチェンジまであと500m。
神戸ジャンクションまであと1km。
「なぁ、次はどっちだ?」
「神戸JCTから……」
「わかった、山陽自動車道だな」
「うん」
というわけで、神戸ジャンクション。明石海峡大橋のロゴも見える。
ここから山陽自動車道。神戸北インターチェンジ。
垂水ジャンクションまであと20分。
三木ジャンクション。
山陽自動車道木見支線。シブレ山トンネル。トンネルの直前はつくはら湖を越えるつり橋。
神戸西インターチェンジ。ここから神戸淡路鳴門自動車道。少し不自然だが右側の標識は字が見えづらかったので修正。
徳島まであと97km。原作では、「ここまで来ると道すがらの標識には、『淡路島』という文字も時折見えるようになっていた。」とあるが、見えない…。
布施畑ジャンクション。
垂水ジャンクションまであと2km。前方に高塚山トンネルが見える。
垂水ジャンクション。日本一面積の広いジャンクションで、地図で見てもかなり複雑そうなジャンクションだが、神戸淡路鳴門自動車道を直進するだけならただ高速道路を直進するだけなのでそれを実感することは全くない。ジャンクションの最上層だし…。
ここでようやく「淡路島」の文字が…。
「これが、明石海峡大橋ってのか……すげえ橋だな?」
「……うん」
思わず二人で感心してみる。
まるで海の上をどこまでも走っているようだった。
明石海峡大橋その1。世界一長いつり橋。
明石海峡大橋その2。
橋から見た神戸市垂水区の様子。
橋から見た淡路島の様子。